
アップデート内容は以下2点です。
- 本体の起動時間を短縮しました。
- α6000「ILCE-6000」にて、高ビットレート記録フォーマットXAVC Sに対応し、60p/30p/24p動画を記録することができるようになりました(対象機種はα6000「ILCE-6000」のみです)。
アップデート対象機種はα6000以外に、α7「ILCE-7」、α7R「ILCE-7R」、α7S「ILCE-7S」とのこと。
今回のアップデートで新たにXAVC Sに対応するのがα6000のみなのは、α7シリーズは過去のアップデートで既に対応済みだからみたいですね。
4K動画が撮影できるXAVC S規格
そもそもXAVC Sって何なのか分かってなかったので調べてみたら、ソニーが開発した4K画質の動画フォーマットの規格だってことです。
ソニーは、フルHDの4倍以上885万画素の高精細、高解像度で深みのある色再現性と滑らかな諧調表現を可能とする高画質4KとHD映像の新たなビデオフォーマットXAVCを2012年に開発しました。
…
さらにコンスーマー向け機器での扱いやすさを考慮し、MP4ファイル形式を採用した高画質ビデオフォーマットXAVC Sを追加します。
XAVC S規格の仕様は以下の通り。
- 解像度: 4K (3840 x 2160)、HD、プロキシ
- 圧縮方式: MPEG-4 AVC/H.264
- ファイル形式: MP4
- オーディオ: リニアPCM、AAC
う~ん、ファイル形式はMP4なんですね。。。
個人的にはXAVC Sは使わないと思う
僕、α6000で動画撮るときはAVCHDしか使わないんですよね~、ブルーレイレコーダーに簡単に取り込めるので。
詳しく調べてないので分かりませんが、XAVC Sで撮影した場合はブルーレイレコーダーへの取り込みが出来ないかもしれません。
それに、フルHDの4倍以上の画素数ってことだから動画ファイルのサイズもすごいことになりそうですね。
AVCHDの60p, 28M, PSで撮影した数分間の動画でも数ギガバイトの容量ですから、XAVC Sで撮ったらとんでもないファイルサイズになってしまいそうです。
そうなってくるとファイルをパソコンにコピーするだけでも相当時間かかりそうですし、ファイルをバックアップするメディアの容量も喰いまくりですね。
そういったところを考えると(特にブルーレイレコーダーへの取込)、たぶん僕はXAVC Sは使わないと思います。
本体の起動時間短縮はすごく嬉しい
もうひとつのアップデート内容、「本体の起動時間を短縮」については待ってました!と言いたい。
最近のコンデジなんて電源オンから撮影可能になるまで○秒!ってのを競い合ってるのに、α6000さんときたら結構遅かったんですよ。電源入れてから撮影できるまでが。
もっさ~りしてたというか、もっと急げよ!って言いたくなる感じというか。(起動してからはキビキビ動くんですけどね)
この点が完全してくれるのはすごく嬉しいですね。
これまで、子供や犬を撮影するときはシャッターチャンスを逃さないよう常に電源オンにしておくってことが多かったんですよ。でもそれだと当然バッテリー消耗も激しくなってしまいます。
今回のアップデートで起動時間が早くなってくれれば、基本は電源を切っておいてシャッターチャンスがきたらすぐに起動→撮影っていう、普通の運用ができるかもって期待してます。
まとめ
α6000は3月26日にも本体アップデートがあったばかり。
発売して1年以上経つカメラなのに、こういった形でこまめにソフトウェアアップデートをしてくれるのは嬉しいですね。
僕もこのあと、さっそくアップデートしようと思います! ん?アプデしてから記事書けって?…。
追記(2015/6/17)
アップデートしました!
ちゃんと動画画質設定にXAVC Sが追加されています。
試しに撮影してみようとも思いましたが、こんなことが書いてあったので止めました。
※XAVC S形式で動画を撮影する時は、Class10以上のSDXCカードを、本体ソフトウェアアップデート後の本機にてフォーマットを実行した上でお使いください。 なお、フォーマットを実行するとカード内のデータがすべて削除されるため、実行前にはカード内のデータのバックアップをお取りください。
面倒だな、おい。
起動時間については、体感で早くなったと感じるレベルです!
起動の早さが売りのコンデジ程じゃないけど、前に比べれば明らかに早くなってますよ。
α6000をお持ちの方は、ぜひアップデートしましょう。
本体ソフトウェアアップデート|本体アップデート情報 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
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