先日、家族で東京の北区にある清水坂公園に行ってきました。
目的は子供の水遊び。
初めてこの公園に来たのは今年の5月。
そのときは水遊びができることを知らず、子供の水着やタオルの準備を何もしていなかったんですよね。
ところがその日は快晴で5月にもかかわらず気温は28度近く。たくさんの子供達が水遊びをしているのを見たうちの息子さん、親の制止を聞かず水遊びに夢中になり、何の準備もしていなかったのでその後はグダグダな展開に…。
そなんわけで今回は水泳パンツやらタオルやらサンダルやら諸々の準備万端で行ってきました。
都心なのに渓流で川遊び
さて、公園で水遊びといえば「じゃぶじゃぶ池」をイメージしますが、清水坂公園で出来る水遊びは少し違います。「渓流で川遊び」に近いです。
山間の渓流をイメージした「流れ」は、全長150m、高低差10m、7か所の出口からは毎分約5トンの湧水(減菌処理水)を放流しています。
上記は北区観光ホームページからの引用ですが、「全長150m、高低差10m」とあるものの感覚的にはもっと大きく感じます。
下の写真は高台にある公園の北側入口から少し入ったところ。
ここから公園の中心部に向かってせせらぎが続き、
やがて大きな流れになり、
最後は広いじゃぶじゃぶ池に辿り着きます。
浅い大きなじゃぶじゃぶ池の横に少し深い段々の池(?)があって、子供達に大人気でした。
たったこれだけの写真では上手く伝えられないと思いますが、全長150m・高低差10m(公称)の起伏にとんだ造りの中に小さいながらも滝のような場所も幾つかあり、本当に郊外の渓流に川遊びにきたような感じがしますよ。
芝生広場や遊歩道、ふれあい館
もちろん清水坂公園の魅力は水遊びができることだけではありません。
公園の中心にある広い芝生広場はレジャーシートやサンシェードを広げて家族でランチをするのにうってつけ。
気分転換にウッドデッキ調の遊歩道で公園内を散策するのも気持ち良いですね。
昆虫、植物、魚などが展示・飼育されている「自然ふれあい情報館」は、冷房が効いているので夏の暑さしのぎにも使えたり。
自然ふれあい情報館の横には、砂場や木製のブランコ、ミニすべり台とかのちょっとした遊具もあります。
ローラーすべり台と木製アスレチック
そしてもうひとつ。上の写真にも写っていますが、長さ52mのローラー式すべり台があるんです。5月に初めてこの公園にきたのはこのロングすべり台が目的でした。
すべり台のスタート地点は公園東側の高台にあって、少し急な階段を登って向かいます。
階段の途中はちょっとした木製アスレチックにもなっていました。
こちらが階段を登り切る少し手前の写真。意外と高さを感じます。
妻と一緒にすべり台を滑るうちの息子さん。
高い場所からスタートするものの、カーブが多く傾斜が緩いのと年季が入っているせいかローラーの滑りが悪く全然スピードが出ません。滑り降りるというよりは手で漕いで進む、という方が正しいかも。
滑っている間、ローラーの凸凹のせいで結構お尻が痛くなります(笑)
ちなみにスベリ台のスタート地点にある注意書きの看板が、
ちょっとシュールで味わい深い雰囲気を醸し出してますので、行く機械があったら見てみてください。
近くには十条銀座商店街も
ついでにもうひとつ、清水坂公園の魅力を紹介しましょう。
それは、近くに十条銀座商店街があること。
(近くと言っても歩いて10分程度かかります)
作りたてのお惣菜がお手頃価格で店頭に並ぶその光景は圧巻です。
テレビで紹介された有名店がズラリ
十条銀座商店街といえば東京の三大銀座商店街のひとつとして有名で、テレビで紹介されることも多い名所。
なかでも一番有名なのは鶏肉専門店の鳥大さんでしょうか。
1個10円のチキンボールはあまりにも有名ですね。
鶏肉専門店ですが鶏肉以外のお惣菜も店頭にたくさん並んでいて、なぜかカレーパン(150円)もありました。個人的感想ですがチキンボールよりも揚げたてサクサクなカレーパンの方が美味しかったです。
ちなみに鳥大さんは日曜定休なので気をつけましょう。初めて行ったときは日曜だったので休みだったという…。
あと、鳥大さんに負けず劣らず有名なのが、おにぎり専門店の蒲田屋さん。
TVチャンピオンの「おにぎり選手権」で優勝したことのある有名店です。
うなぎや海老天などの豪華な具、カニクリームコロッケ、なすみそ、ちくわチーズなどのちょっと変わった具、おかかや鮭などの定番の具、数々のおにぎりが店頭に並んでいます。
そしてそれらがなんと110円均一。豪華な具でも110円です。
どちらの店も美味しそうなのに安いので思わず買い過ぎてしまうことには気をつけてくださいね。(自戒の念をこめて)
もちろん上記2つ以外にも本当にたくさんのお店が並んでいます。気になる方は公式サイトもありますのでチェックしてみてください。
清水坂公園に行った感想
プールのようなじゃぶじゃぶ池がある公園は多いですが、都心で渓流のような場所で水遊びができる公園があるのは嬉しい発見です。うちの息子もテンション上がりまくりでしたよ。
いわゆる大規模な公園というわけではなく、程良い広さの公園なので子連れでも園内の移動が比較的楽なのも良かったですね。
また、トイレも3箇所にあるので急に子供がトイレに行きたいと言い出してもすぐに連れていってあげられます。
駐車場なしでもコインパーキングは多い
ちなみに、清水坂公園に駐車場はありません。
車移動が主な我が家にとってはそこがマイナス点ですが、公園近くには小規模なコインパーキングがいくつもあります。
コインパーキングの駐車料金は40分/200円で1日最大1,200円のところが多かったと思います。ただ、どこも満車率が高いので行くなら早めの時間帯がいいでしょう。そうしないと空き駐車場を探して狭い路地を車でウロウロすることになります(笑)
電車なら3駅が徒歩圏内
電車で行く場合は、最寄り駅は京浜東北線の東十条駅で、徒歩約12分です。
赤羽駅からも徒歩約15分、埼京線の十条駅からも徒歩約15分で行くことができます。
十条駅から歩いて清水坂公園に向かう場合は十条銀座商店街を通っていけますので、お惣菜を買い込んで公園でランチ、なんていうのも良いですね。
清水坂公園 概要
所在地:十条仲原4-2-1
連絡先:北区道路公園課 03-3908-9275
自然ふれあい情報館 03-3908-0804
トイレ:3カ所・男女別、身障者用1
休憩施設:あずまや2、ベンチ14
自然ふれあい情報館
開館時間9:30~16:30
休館日 月曜日(祝日時は翌日)、年末年始
入館料 無料
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