自動車税がクレジットカード払いに対応。どれだけお得か考えてみた

クレジットカード
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自動車税納税通知書が届いてたのでコンビニに払込みに行かなければと思ってたら、なんと今年度からクレジットカード払いに対応しておりました。

と言いましても埼玉県の話です。

全ての県が対応しているわけではありません。

埼玉県で自動車税をクレジットカードで支払うにはYahoo!公金支払いを利用することになりますが、2015年5月時点で自動車税の支払いに対応しているのは以下の22県。

北海道
青森県,宮城県,山形県
茨城県,埼玉県,千葉県,神奈川県
新潟県,岐阜県,静岡県,愛知県
奈良県,和歌山県
鳥取県,岡山県,香川県
福岡県,佐賀県,宮崎県,鹿児島県
沖縄県
※2015年5月時点の情報です。最新情報の確認はこちら icon-external-link

上記はあくまでYahoo!公金支払いで自動車税を支払える県の一覧で、東京都や大阪府をはじめ別の決済システムでクレジットカード払いに対応している都道府県もあります。不明な場合はお住いの自治体に問い合わせてみてくださいね。

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自動車税のクレジットカード払いはお得?

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今までは納付書をわざわざコンビニに持って行って支払いをしていましたので、インターネットで手続きできるというのは嬉しいですね。

クレジットカードならポイントも付くし、Yahoo!公金支払いならTポイントを使って支払いもできます。もちろん期間限定ポイントも使えます。

ただ、少しだけ注意点もあります。

決済手数料が必要

クレジットカード払いには、決済手数料324円(税込)が必要です。

Yahoo!公金支払いに対しての手数料ということですが、ふるさと納税でYahoo!公金支払いを利用するときは手数料掛からないのに残念なところです。

関連記事  ふるさと納税でTポイントを現金化?換金率120%以上にもなるその仕組みとは。

なお、コンビニ/銀行/郵便局での払込み、Pay-easy(ペイジー)で納付する場合は手数料はかかりません。クレジットカード支払いでも手数料不要にして欲しいですね。

クレジットカードの還元率によっては損をする場合も

Yahoo!公金支払いでの支払いには通常、ヤフーウォレットに登録してあるクレジットカードを利用することになります。

前述の通り自動車税の納付では324円の決済手数料がかかりますので、登録してあるクレジットカードの還元率によっては損する場合も得する場合もあるわけですね。

たとえば我が家の車の場合、収める税額は34,500円です。これをクレジットカード払いして獲得できるポイントを還元率ごとに見てみると、下表のようになります。

還元率 獲得できるポイント 獲得ポイント – 手数料
0.5% 172円相当 ¥172 – ¥324 = ¥-152
1.0% 345円相当 ¥345 – ¥324 = ¥21
1.75% 517円相当 ¥517 – ¥324 = ¥193

還元率0.5%のクレジットカードでは152円の損をしてしまうことになります。

還元率1%ではかろうじてプラスですが、たったの21円

還元率1.5%ならプラス193円と、ちょっとですがお得と言えるレベル。

以上のことから、最低でも還元率1%以上のカードを使用しないと損をしてしまうということが分かります。

自動車税をクレジットカードで支払う際の注意点

上記の通り場合によっては損をしてしまうことにもなる自動車税のクレジットカード払いですが、他にも注意点があります。

それは、納税証明書が郵送されてくるまで1ヶ月前後かかるという点です。

納税証明書は車検の際に必要になります。そのため、車検が近い場合はコンビニや金融機関窓口へ自動車税納税通知書を持っていって納付した方が良いでしょう。その場で自動車税納税通知書に添付されている納税証明書へ納付印がもらえます。

自動車税の支払いはnanaco支払いが最強

なお、節約愛好家の間では昔から言われていることですが、やはり節約という観点では自動車税の支払いはnanaco払いが最強でしょう。nanacoポイントとクレジットカードのポイントが2重取りできます。

もちろんnanaco払いでは決済手数料もかかりません。また、コンビニで支払いができますので、24時間いつでも可能、納税印もその場でもらえるなど良いことだらけです。

気をつけたい点としては、nanacoへのチャージでポイントが付くクレジットカードは限られているということですね。

nanacoチャージでポイントが付与される高還元率なクレジットカードには以下があります。

[リクルートカード-text](還元率1.2%)

[ヤフーカード-text](還元率1%)

[楽天カード-text](還元率1%)

(注)Yahoo! JAPANカードと楽天カードはJCBブランドだけがnanacoチャージでポイント付与の対象になります。

上記のクレジットカードはどれも年会費無料ですので、極端に言えば税金をnanaco払いするためだけに持っていても損のないカードです。

まとめ

やっと埼玉県も自動車税のクレジットカード払いに対応しましたが、決済手数料が掛かってしまうのが惜しまれます。その点を考えると一手間かかりますが上述のnanaco払いが一番お得と言えそうです。

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