さて、今回も引き続き子供用ヘルメットの話です。
前回も少し触れましたけど、我が家が最初に買ったヘルメットは息子の頭に合わず、結局は新しく別のヘルメットを買い直しました。
では実際にその2つのヘルメットはどういうものなのか、写真を交えて比較したいと思います。
はじめに書いておきますが、頭の形は人それぞれ。うちの息子に合わなかったヘルメットが合う子もいれば、逆に買い直したヘルメットでは合わない子だっているかもしれません。
ですので、あくまでご参考としてご覧くださいね。
アンドコクーンとメリーメット
最初に購入したのが、こちらです。
Amazonで買いました。
(株)コア・ジャパンという会社が展開する自転車ブランド「a.n.design works」のヘルメットで、商品名はアンドコクーンです。
ヨーロッパの統一安全基準 「CE」 に適合したヘルメットですが、インポートものではなく自社で制作した製品のようです。
そして、買い直した方が、ブリジストンのメリーメット。
こっちは子供乗せ自転車を買ったところと同じイトーヨーカドーの自転車売場で、試着をしたうえでそのまま購入したもの。
スプリングセールってことで自転車本体以外は10%オフ(本体は5%オフ)、さらに8の付く日はハッピーデーで更に5%オフだったこともあって、ネットで買うのとそう変わらない価格で購入できました。
他の製品もいくつか試着させてみたけど、これがいちばん子供の頭にフィットしたんですよね。
後ろから見た大きさを比較してみる
さて、それでは2つのヘルメットを並べた写真を見てみましょう。
(正面からの写真を撮り忘れたので、いきなり後ろ側からの写真です)
左がアンドコクーン、右がメリーメット。
若干、アンドコクーンの方が大きく見えるかと思います。
メリーメットが丸みのある円に近い形なのに対し、アンドコクーンは若干横長に見えますね。
同じSサイズ、適応サイズも同じく48~52cmですが、アンドコクーンの方が大きいのには以下で書く理由がありました。
内側を比較してみる
続いて、両者の内側を見てみましょう。
アンドコクーンの方がメリーメットよりブ厚い発泡スチロールが使われてますね。
さらにその内側にも、厚みのあるクッションが備わっています。
一方、メリーメットの方は若干薄めの発泡スチロール。その内側には、クッションというよりはパッドと呼ぶ方がよさそうな薄めの素材が付けられています。
アンドコクーンがクリアしているヨーロッパの統一安全基準 「CE」という規格はメリーメットのSG基準よりも厳しい(安全性が高い)と言われていますが、この発泡スチロールの厚みからも、アンドコクーンの方が衝撃に強そうに思えますね。
適応サイズが同じなのにアンドコクーンの方が大きく見えるのは、この発泡スチロールの厚みが理由でした。
上から見た大きさを比較してみる
次は、真上から見たところを較べてみます。
ベンチレーション(通気孔)が、それぞれ備わってます。
アンドコクーンは穴が7つで、デザインを意識した形状と配置になってますね。
メリーメットの方は、6つの穴が左右対称にきれいに整列していて、モスキートネットって呼ばれる虫の混入を防ぐための網がついてます。
ネットといっても糸や繊維じゃなく金属でできているので、子供が指でイジって穴が空いてしまうってことも無さそうですね。
サイズ調整用アジャスター
最後に、ヘルメット後部にあるサイズ調整用のアジャスターについて。
アンドコクーンの方はダイヤルが一部分しか表に出ていません。
メリーメットの方は、ダイヤルが全て表にでています。
調整のしやすさ(ダイヤルの回しやすさ)はメリーメットの方が上ですね。
アンドコクーンの場合、指一本で擦るようにダイヤルを回す形になりますが、メリーメットの方は親指と人差し指でダイヤルを摘んで回すことができます。
子供にヘルメットを被らせた状態で調整するとき、この違いは大きいですよ。
まとめ
- アンドコクーンは、CE基準適合で発泡スチロールも厚く安全性は高いが、アジャスターが操作しにくい。
- メリーメットは、SG基準適合でアジャスターが操作しやすい。
アンドコクーンのデザイン、気に入ってたんですけどね、残念ながらウチの息子の頭には合いませんでした。
結果的に無駄遣いになってしまったけど、それもこれも試着をさせないで買ってしまった僕のせいですね。。。
でも、買い直したメリーメットにも非常に満足してます。
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