Xperia X compactをAndroid7.0(Nougat)にアプデしたので新機能や不具合とか

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昨年12月からグローバル版Xperia X compactにはAndroid7.0へのアップデートが配信され始めていますが、うちのシンガポール版Xperia X compactにもやっとアップデート通知がきました。

ということで、さっそくアップデート適用。

所要時間は正確に計ってませんが20分から30分くらいだったと思います。更新ファイルは約1GBと大容量ですので間違ってもモバイル通信でダウンロードしないようにしましょう。

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Android7.0(Nougat)へのアップデート完了

アップデート完了後の端末情報がこちら。

ビルド番号は元の34.1.A.3.49から34.2.A.0.292へ上がり、Androidバージョンは7.0となっています。

ちなみにAndroidのメジャーバージョンには毎回お菓子の名前がコードネームとして付けられますが、Android7.0のコードネームはNougatで、ヌガーと読みます。

聞いたことのない名前なので調べてみたら、スニッカーズの中に入っているキャラメル部分のようなお菓子みたいですね。

Android7.0では通知エリアが便利に

アップデートして最初に気づいたのが、通知領域の一番上にトグルスイッチが追加されていることと、全体の表示がスッキリしたこと。

通知領域に各種設定ボタンが追加

画面一番上(時計の下)に4つ表示されているWi-FiやBluetoothの白いボタンが追加されたトグルスイッチです。

その下にある緑のスイッチ群はWidgetsoidというトグルスイッチをウィジェットや通知領域に設置できるアプリですが、通知領域に関してはOS標準でスイッチが設置される形になりました。

また、通知領域をもう一度下にスワイプするとこれまで通りシステム設定パネルが出てきて、このうち先頭4つが通知領域に表示されます。

右下にある「編集」からボタンの追加・削除や並べ替えができますので、通知領域に表示させるスイッチを任意に変更することもできます。

ただ、Widgetsoidの方が設置できるスイッチの種類が圧倒的に多いしデザインの自由度も高いので、Widgetsoidを使っている人にとっては物足りなかいかも。

複数の通知がひとまとめに

あと、一つのアプリから複数の通知が表示されている場合に、一つの通知としてまとめて表示されるようになりました。

例えば、Nメモという通知領域に任意のテキストメモを表示させることのできるアプリがAndroid6.0までは以下のように表示されていましたが、

Android7.0では以下のようにNメモの通知としてひとつにまとめられています。

計4件のテキストメモを設置しているのですが、内2件は内容が表示されていて、他2件は右下赤丸のように件数のみ表示されています。左上にある下矢印をタップすると全てのメモが展開されてAndroid6.0以前と同じ表示になります。個人的にはこの進化は非常に嬉しい。

通知の経過時間が表示される

また、上記2つのように常時表示される通知ではなく、メール着信の通知やアプリ更新通知などの一過性の通知については、通知されてからの経過時間が表示されるようになりました。

これも地味に嬉しい。

マルチウインドウ機能の搭載

続いて、Android7.0の新機能として楽しみにしていたマルチウインドウ機能。

ただ、これについては個人的な要因もありますがちょっと期待外れな部分もあります。

LINEアプリはマルチウィンドウ非対応

マルチウィンドウを使うにはアプリ側が対応している必要があるそうですが、残念ながらLINEは非対応でした。

LINEアプリを起ち上げているときにマルチウィンドウを有効にしようとすると「アプリで分割画面がサポートされていません」と表示され、マルチウィンドウになりません。

ブラウザを表示させつつその内容を見ながら友達にLINEするような使い方をしたかったので、それができないは残念。

SleipnirをAndroid7.0で使うと不具合あり

Sleipnirというブラウザをマルチウィンドウで使おうとすると、強制終了してしまいます。

Sleipnirについてはマルチウィンドウ機能に限らず全般で不具合があり、動作がもっさりというか、タスク切替時やブックマークを開こうとしたときなど3秒くらい固まることが多く、非常にストレスがたまる状態になってしまいました。

Sleipnirはスマホ用ブラウザとして最強のアプリだと思っているので、早急にAndroid7.0へ対応して欲しいところです。

画面が小さい機種でマルチウィンドウは厳しいか

上記2つのアプリ以外では特に問題や不具合なくマルチウィンドウ機能を使えてますが、そもそもの話としてXperia X compactの4.6インチというディスプレイサイズでは画面が小さくてマルチウィンドウは厳しいですね(笑)

無いよりは有った方が良い機能なのは間違いありませんが、個人的にはあまり使う頻度は多くなさそうです。

ただ、タブレットや最近主流の5インチ以上あるディスプレイのスマートフォンなら実用的に使えるのではないでしょうか。

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まとめ

他にもAndroid7.0ではデータセーバー機能が搭載されてたりバッテリー消費の改善や表示サイズ(DPI)の変更が可能になったりと、いくつもの改善・機能追加が行われているようです。

Sleipnirで不具合が出てしまっているのは残念ですが、他のアプリは今のところ特に問題なく動作していますので、アップデートして良かったかなと。(といってもSleipnirは個人的に最も使用頻度の高いアプリなので少しだけ後悔もありますが…)

まだアップデートしてから1日しか使っていないので、もう少し使ってみて何か不具合などあればまた追記したいと思います。

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