メインPCとして使ってるVAIO PRO11のハードディスク容量不足に悩み続け、もう2年近く。
購入前は128GBあれば充分だと思ってましたが、実際に使ってみると足りなくなってくるものです。
ディスク容量不足への対策として64GBのUSBメモリを挿しっぱなしで内蔵ディスク代わりに使っていますが、それでもやっぱり足りなくなってしまうんですよね。(あればあるだけ使ってしまうという…)
で、なんとなくAmazonを見てたら、今使ってるUSBメモリと同じくPCに挿しっぱなしに出来る超小型サイズでありながら、USB3.0、容量128GBのものがあったので購入してみました。
SanDisk USBメモリー SDCZ43 Ultra Fit 128GB
こちらが購入したUSBメモリ。
サンディスクのSanDisk SDCZ43-128G です。
写真をご覧いただくと分かるかもしれませんが、並行輸入品です。
パッケージは全て英語。こういったフラッシュメモリでは良くあることですね。
残念ながらこのモデルは日本国内での正規販売はありません。(執筆時点)
仮に国内向け正規品があったとしてもSanDisk製なので価格はバカ高くなりそうですが…。
SDCZ43-128G外観と付属品
さて、こちらがパッケージから取り出したSDCZ43-128Gです。
右側の透明な物体は収納キャップです。パソコンに挿しっぱなしで使う予定なのでキャップを使うことはないと思いますが、無いよりはあった方が嬉しいですね。
また、こういったUSBメモリではよくあることですが、付属ソフトがメモリ内に収納されています。
入っていたのはファイル暗号化ソフトと、謎のクラウドサービスを紹介するPDFファイルでした。
(使う予定はないので読んでおらず詳しいことは分かりません)
超小型USBメモリ比較
ということで、これまで使っていたUSBメモリと今回買ったサンディスクのUSBメモリをサイズと読み書き速度の面から比較してみたいと思います。
ちなみに今まで使っていたのはApotopというメーカーのAP-U6という製品。
[amazonjs asin=”B00JKAPXIK” locale=”JP” title=”Carry Technology/Apo 小型USB3.0メモリ 64GB シルバー MAAPU664GSLR”]こちらもUSB3.0ですが、メモリ容量は64GB。
だいぶ前に買ったもので、もう製造されてないらしく価格がバカ高くなっています。僕が購入した当時はたしか2,500円くらいだった気がします。
大きさ比較
2つのUSBメモリを並べてみました。左がAP-U6で右がSDCZ43です。
SDCZ43の方が若干厚みがあるように見えますね。
ただ、これには理由があります。次の画像をご覧ください。
2つの製品をパソコンのUSBポートに挿した状態ですが、左のAP-U6の方はパソコンから飛び出している部分がフラットな形状なのに対し、右のSDCZ43は端がせり上がっています。
この形状がUSBメモリをパソコンから抜くときに大きく関わってきまして、AP-U6は掴みにくく抜きにくい、SDCZ43は掴みやすく抜きやすい、という違いになってきます。
僕の用途から考えた場合は頻繁に抜き差しすることもないのでフラットな形状のAP-U6の方が合っていますが、データの持ち運び等の用途で頻繁に抜き差しするならSDCZ43の形状の方が向いていますね。
読み書きスピード比較
続いて、CrystalDiskMarkというディスク速度を測定するベンチマークソフトを使って読み書きスピードを比較してみました。
なお、どちらのUSBメモリもexFATでフォーマット済みです。
まずは、AP-U6の方から。
続いて、SDCZ43のスピード測定結果。
SDCZ43、速っ!
全然違いますね。
シーケンシャルだけを見ても、Read(読込)で約3.5倍、Write(書込)で約9倍、SDCZ43の方が速いです。
シーケンシャル以外の項目も、Writeでは凄まじい程のスピード差がありますね。
さすがSanDisk!
…といっても、調べてみたら実はSDCZ43が爆速というよりもAP-U6が激遅みたいなんですよね。USB3.0対応のはずなんですが、どうやらUSB2.0程度のスピードしか出ていないようです。
AP-U6のパッケージはとうの昔に捨ててしまったし、ネット通販で買ったはずだけど何処で買ったかも覚えておらず。楽天やAmazonの購入履歴で探しても見つからないんですよね。。。
ほんとにUSB3.0対応なのか、そもそも品番はAP-U6で合っているのかも怪しくなってきました。
SanDisk SDCZ43のスピードは本物でした
AP-U6の真贋はさておき、SDCZ43はまぎれもなくUSB3.0相当(あるいはそれ以上)の速度が出ており、その性能は本物でした。
並行輸入品ということで少し不安はありましたが、一安心。
以下スクリーンショットはAP-U6からSDCZ43へ約35GB分のデータをコピーしているところですが、
約30分程度で完了しました。
ベンチマーク上はSDCZ43の書込みスピードよりもAP-U6の読出しスピードの方が遅いですから、AP-U6がボトルネックになってしまっているんですよね。
パソコン(内蔵SSD)からのコピーまたはSDCZ43同士でのコピーだったらもっともっと早く完了したことでしょう。
ということで、極小サイズながら128GBの大容量ということで買ったサンディスクのUSBメモリですが、思わぬところでUSB3.0の本当のスピードを体感できて大満足でした。
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