持ち運びに便利なマウスが欲しいと思ってたんですが、たまたま行ったノジマに展示されてたマウスが良さそうだったので買ってみました。
こちらがそのマウス。
エレコムの『CAPCLIP 』という商品です。
変な形のマウスだと思うかもしれませんが、この形こそが便利さの秘密です。
特徴を簡単に挙げると、以下の感じです。
- キャップ収納可能な極小サイズ
- MicroUSB充電(電池要らず)
- Bluetooth接続(USB端子を塞がない)
- もちろん光学センサー式(IR LED)
キャップに収納すると本当に超小型になるので、普段持ち運んでモバイル用途で使うには最適なマウスなんです。
持ち運びに最適なコンパクトサイズ
最初に貼った写真は使用時の状態で、こちらがキャップ収納時の状態。▼
キャップに格納した状態は、本当にコンパクトです。
キャップが本体を保護してくれるので、バッグに入れて持ち歩くときも壊れる心配は少ないです。
どれくらいコンパクトか、4年前に購入したサンワサプライのBluetoothマウス、MA-BTLS19R と比較してみました。
ご覧の通り、CAPCLIPの方がだいぶ小さいです。
縦横のサイズはもちろん、特に嬉しいのが薄さですね。MA-BTLS19の半分程度です。
次の写真は、キャップから出した使用時の状態での比較。
縦の長さは同じくらいです。
小さ過ぎるマウスは操作しにくい(握りにくい)ので、ある程度の長さは必要です。キャップを逆さに付けることで長さを稼ぐこのアイデアは秀逸。
あらゆる場所にクリップ留めが可能
また、本体キャップには大型クリップが付いていて、様々な場所に挟んで固定することができるようになっているんですよね。
Amazonの製品ページ にノートパソコンのディスプレイ部に挟んでいる画像があったので真似してみました。
これじゃパソコンを閉じられない気がするし開いているときこそマウスは使うべきものだと思いますが、あくまでイメージ画像です。
現実的に活躍しそうなシーンは、外に持ち歩く際にバッグの内ポケットや外ポケットに留める、シャツの胸ポケットやパンツの尻ポケットに入れて留める、といったところでしょうか。
Bluetoothならスマートフォン/タブレットで使える
これはCAPCLIPに限った話ではありませんが、Bluetoothマウスならスマホやタブレットでも使えるんですよね。
タブレットならともかくスマホにマウスが必要かは疑問ですが、試しにNexus5にペアリングしてみました。
カーソルの動きもなめらかで、違和感ありません。
Nexus5はオンスクリーンキーなので、マウスでホームボタン等も押すことができました。
画面表示領域が狭くなるのであまり好きじゃなかったオンスクリーンキーにも、意外なメリットがあるんですね。
MicroUSB充電が便利
今まで使ってきた無線マウスはどれも電池式でしたが、CAPCLIPはmicroUSBによる充電式。
電池式と違って本体サイズを小さくできるし重量も軽くなるので、充電式の方がメリットが多いように感じます。
電池交換よりもケーブル繋いで充電する方が手間が掛かりませんしね。
さらに、microUSBなのでスマホの充電ケーブルと共用できるし。
(充電用ケーブルももちろん付属してます)
充電用のMicroUSB端子は、ゴムキャップの蓋を開けたところにあります。
普段はゴムキャップでカバーされるので、ホコリや糸くず等が入る心配もありません。
なお、気になる電池持ちですが、製品スペック 上は以下の通りです。
- 連続動作時間 約18時間
- 連続待機時間 約36日
- 想定電池使用期間 約32日
※1日8時間のパソコン操作中5%をマウス操作に割り当てた場合
まだあまり使ってないので実際どうか分かりませんが、月一回程度の充電で済みそうですね。
CAPCLIPの残念なところ
買って正解だったと思うCAPCLIPですが、ちょっと残念なところもあります。
これだけ小型なマウスですから、ボタン数は3つ(ホイールボタン含む)です。
5ボタンなら「戻る」「進む」など割り当てられて便利だったんですけどね。このサイズでそこまで求めるのは贅沢でしょう。
あとは、見た目から想像できる通り、握りにくいですw
握るというより、つまんで操作するという感じになります。
長時間使ってると少々疲れます。
人間工学に基づいたエルゴノミクスデザインのマウス とは正反対の形状ですから、仕方ありません。この辺りは携帯性とのトレードオフですかね。
まとめ
握りやすさこそ犠牲になっているものの、小型で軽量なうえキャップ収納まで可能なCAPCLIP。
外出時にノートパソコンやタブレット端末を持ち歩く人は、一緒にバッグの中に忍ばせておくのに最適です。
小型サイズだしカラーも豊富なので、女性の方にもいいかもしれませんね。
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