格安スマホとして話題のイオンスマホ。
実機レビュー第二弾はARROWS M01(富士通製)です。
ARROWS M01はイオンスマホ第4弾として2014年12月に発売されました。
発売から既に1年以上経過と、少し古い機種になります。
主要スペックは下表をご覧ください。
機種名・型番 | ARROWS M01 |
---|---|
サイズ | 約 67×138×10.9mm |
重量 | 約153g |
バッテリー容量 | 2,500mAh |
OS | Android 4.4 |
CPU | 1.2GHz クアッドコア |
メモリ(RAM) | 1GB |
ストレージ(ROM) | 8GB |
外部メモリ | 最大32GB(microSDHC) |
SIMカード | microSIM |
ディスプレイ | 約4.5インチ |
1280 × 720(HD) | |
カメラ | メイン:約800万画素 |
サブ:約130万画素 | |
防水 | ○ |
防塵 | ○ |
耐衝撃 | × |
おサイフケータイ | (NFCのみ) |
上記スペックには表れていませんが、「ヒューマンセントリックエンジン」による聞きやすい「スーパーはっきりボイス」、ガラケー感覚で操作できるホーム画面「シンプルホーム」などのライトユーザー向けの機能が特徴です。
また、防水・防塵も備えているところはさすが国産スマホ。
外観・デザイン
まずはデザイン・外観を見ていきましょう。
ディスプレイサイズは4.5インチと最近のスマートフォンとしては小振りな作りになっています。一方でディスプレイの解像度はHD(1280×720)ですので、文字などはハッキリと綺麗に見えます。
左サイドには音量ボタンと電源ボタン。
上部にはイヤホンジャックが備わります。
下部にはストラップ穴とMicroUSB端子です。
イヤホンジャックはキャップレスになっていますが、残念ながらMicroUSB端子はキャップ付きですね。ここは残念なところ。なお、一番右に見える小さな窪みは裏蓋を外すためのツメ部分です。
そして裏蓋を外したところがこちら。
バッテリーは交換可能となっていて、予備バッテリーを買っておけばもしものときのバッテリー切れにも対応できます。
ちなみにSIMカードスロットとMicroSDカードスロットはバッテリーを外したところにあります。
ホーム画面など
続いて、ホーム画面やアプリドロワーなどを見てみます。
ホーム画面は「ランチャー」と「シンプルホーム」が用意されています。
上の画像はランチャーのものですが、シンプルホームではガラケー感覚の簡単操作ができるようになります。
使用感
実際に一日使ってみた感想です。
まず、持ちやすさとサイズ感についてですが、ディスプレイサイズが4.5インチと小さめで更に背面がラウンド形状となっていることもあり、手へのフィット感は良いです。
他機種と較べると少し厚みがある(10.9mm)印象はありますが、それがまた持ちやすさに繋がっている感じがありました。
また、特に印象に残ったのがディスプレイの見やすさです。
前述の通りディスプレイは4.5インチのHD(1280×720)。フルHD(1920×1080)ではありませんが、4.5インチと小さめのサイズなのですごく精細に見えます。
さらにディスプレイには有機ELが使われていることもあり、色味が鮮やかなんですよね。
実は今まで有機ELディスプレイに良い印象を持っていませんでしたが、その偏見を覆されました。良いですね、有機EL(笑)
価格と月額料金
ArrowsM01の価格ですが、
- 本体のみ:29,800円(税込32,184円)
となります。
残念ながらSIMカードとのセット販売であるお申し込みパッケージはありません。
(以前はあったようですが現在はありません)
ですのでSIMカードは別途契約する必要がありますが、それは即ち、お申し込みパッケージの特典である月額割引が受けられないということになります。
また、別途SIMカードを契約するとなれば当然そのSIMカードには最低利用期間・解約違約金などもあるでしょう。
お申し込みパッケージがないという時点で、イオンスマホとしての魅力/価値が損なわれてしまったと言っても過言ではありません。
ArrowsM01 レビューまとめ
ArrowsM01ですが、はっきり言ってオススメしません!
理由は、
- お申し込みパッケージがないこと
- 後継機のArrows M02が発売中であること
の2つです。
M01も使用してみた感じは悪くない機種でしたが、後継機のM02の方がスペック的には確実に上です。
主要スペックの一部を比較すると、
- OSがAndroid 5.1(M01はAndroid 4.4)
- RAMが2GB(M01は1GB)
- ストレージが16GB(M01は8GB)
- ディスプレイが5インチ(M01は4.5インチ)
- おサイフケータイ対応(M01は非対応)
といった違いが挙げられます。
ただ、M02は本体価格34,800円(税込37,584円)と、M01と較べ5,000円高くなります。さらに、M01と同じくお申し込みパッケージがありません。
その点を考えると、イオンスマホでArrowsM02を買うこともあまりオススメできません。
ArrowsM02を買うならAmazonか楽天モバイルがオススメ
ところで、「イオンスマホでArrows M02を買うのはおすすめしない」と書きましたが、これにはお申し込みパッケージがないという以外の理由もあります。
上記の通り、イオンスマホのArrows M02は本体価格34,800円(税込37,584円)。
ですが実はArrows M02、あちこちで一般販売されています。しかも価格はイオンスマホより安く、30,000円前後。
Amazonで29,800円前後 ですし、SIMカードとのセット販売では楽天モバイル でも29,800円(税込32,184円)です。
※ちなみに楽天モバイルではArrows RM02という名前で販売されています。Rは楽天のRですね。
以上のことから、Arrows M02を買う場合、イオンスマホの特徴である店頭サポートが不要ならAmazonか楽天モバイルがオススメですね。
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