Android5.1へNexus5をアップデートしたので新機能や不具合について確認してみた

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3月上旬にリリースされていたAndroid5.1ですが、やっとこさNexus5にOTAアップデートが降ってきたので早速アップデートしてみました。

Android5.1はlollipopのマイナーアップデートという位置付けで、Android5.0から大きな新機能の追加や変更点はありませんが、細かな操作性の向上やインターフェースの変更などが行われています。

新機能として追加されたというデュアルSIM対応HDボイスなどはデバイス自体が対応していないNexus5やNexus7などでは恩恵を受けられない機能ですが、対応している端末や今後発売される端末では楽しみな機能ですね。(Nexus6だと対応している機能も多いかもしれません)

さて、この記事では僕がアップデート後に使ってみて嬉しかった機能の紹介や、Android5.1の不具合情報について書いていきます。

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OSアップデートは自宅でやること

機能紹介に前に、これからアップデートする人のために念のため書いておきますが、アップデート作業は自宅などで「時間に余裕がある」「Wi-Fi接続してる」ときにやってくださいね。これはAndroid5.1に限った話ではなく、OSアップデート時全般の話です。

今回のAndroid5.1用の更新ファイルサイズは220.7メガありました。

Wi-Fi接続でさえダウンロードに結構時間が掛かりました。これがモバイルデータ通信だと更に時間が掛かりそうですし、データ通信量も無駄に喰ってしまうので。

Android5.1-updete_Nexus5_2

ちゃんと測ってはないですが、今回のAndroid5.1もそうだしAndroid5.0へのアップデートのときも、インストール含めてトータルで少なくても30分以上の時間が掛かったと思います。

ちなみに下の画像がAndroid5.1へアップデート後のNexus5の端末情報画面。ちゃんとAndroidバージョンが5.1になっています。

Android5.1-updete_Nexus5_3

クイック設定パネルからWi-FiとBluetoothの接続先が選択可能

さて、まずはクイック設定パネルに追加されたWi-FiとBluetoothの▼(下三角)マークについて。

下の画像で赤丸をつけた部分がAndroid5.1で追加されました。

Android5.1-updete_Nexus5_4

この▼をタップすると、接続可能な一覧(Wi-Fiならアクセスポイント名、Bluetoothならデバイス名)が表示されるようになっています。

今まではWi-FiならWi-Fi設定画面、BluetoothならBluetooth設定画面にそれぞれ遷移してから接続したい先を選ぶ必要があったんだけど、それがクイックパネル上で完結できる形になってます。

Android5.1-updete_Nexus5_5

Android5.1-updete_Nexus5_6

あと、Wi-Fiには「インターネット接続できないWi-Fiを記憶してその後は再度自動で接続させない」っていう機能が追加されたってAndroidLoverさんの記事に書いてあるけど、これはまだやり方が分かってません。もし分かったら追記します。

ポップアップ通知の改善

これは機能追加というより元々おかしかったインターフェースの改善といったところですが、ポップアップ通知を上にスワイプすることでポップアップ通知は消えるけどステータスバーや通知エリア(ステータスバーを引き下げた時に表示される通知領域)には残したままにするということが出来るようになりました。

Android5.1-updete_Nexus5_7

Android5.0のときはポップアップ通知を消すと通知エリアからも消えてしまっていたので、後で確認したい通知の場合はポップアップが自然に消えるまでの数秒間(もしかしたら10秒以上かかったかも)、ブラウザとかの上に表示されたままなので邪魔だなと思いつつも、ただ待つしかないという仕様だったんです。

この仕様には迷惑してたので、地味に嬉しかった改善点の一つです。ちなみにポップアップ通知を横スワイプすれば前のように通知エリアからも消えるようになっています。

ロック画面のクイック設定パネルからロック解除が可能

ほんとに細かな改善点ですが、ロック画面で開いたクイック設定パネルを閉じるとき、そのままロック解除画面に遷移することができるようになりました。

Android5.1-updete_Nexus5_11

上の画像のようにクイック設定画面の下の方から上に向かってスワイプすると、ロック解除画面が出てきます。

ロック機能を使っていない(「設定→セキュリティ→画面のロック」でスワイプを選んでいる)場合は、直接ロック解除後の画面です。

画面の真ん中あたりから上スワイプした場合は、今まで通りロック画面に戻るようになってますよ。

メディア再生中に着信音ボリュームの変更が可能

音楽アプリやYouTubeの再生中にボリュームボタンを押すと、Android5.0ではメディア音量の調整しかできませんでした。

これがAndroid5.1では、ボリュームスライダーの横にあるベルマークから着信音の設定ができるようになっています。

Android5.1-updete_Nexus5_8

Android5.1-updete_Nexus5_9

上の画像はYouTube再生中にボリュームボタンを押して音量スライドバーを表示させたところです。

着信音量の調整というよりは、音楽の再生中にマナーモードやサイレントモードにしたいときが良くあったので、そんなときに便利な改善点です。

Android5.1に不具合は?

最後にAndroid5.1の不具合について。

今のところ、僕は新たな不具合は感じていません。

ただ、以前からある既知の不具合の未対応があったり、一部アプリで起動しないといった話もあります。

メモリリークは対応されていない

残念ながら、lollipop不具合として有名なメモリーリーク問題はAndroid5.1になっても改善していないです。

 参考 Android 5.0 Lollipopで発覚したメモリリークのバグはAndroid 5.1 Lollipopでも修正されていないことが判明。Googleは既に修正済みでAndroid 5.1.1で解決する予定。|AndroidLover.Net

Android5.1.1が待ち遠しいです。 

2015.5.27追記
Nexus5(ワイモバイル版)にAndroid5.1.1のOTAが来ました!
さっそくアップデートしましたが、現在のところ不具合はありません。
メモリリークが改善されたかどうかは今後様子を見たいと思います。

ドルフィンブラウザが動かない場合は再インストールを

ドルフィンブラウザが動かないという情報を見たので元々インストール済みのドルフィンブラウザを起動してみたところ、アプリを起動してもすぐに終了してしまうという結果になりました。

でもなぜか最新版のドルフィンブラウザがGoogle Playストアに別アプリとしてあがっていて、そっちをインストールしたら問題なく動いたんですよね。。。

起動しなかったドルフィンブラウザはすぐにアンインストールしてしまったのでバージョンは分からないのですが、僕があらたにインストールして動作確認できた最新バージョンは11.4.6jpです。

ドルフィンブラウザは普段あまり使ってないんですが、Android4.4(KitKat)以降に動かなくなってしまったFlashを再生できる実用的な唯一のブラウザです。いざというときに重宝するアプリです。

もしAndroid5.1にアップデートしてドルフィンブラウザが動かないって場合は、最新版を入れて試してみてください。

Android5.1で動かないアプリは?

前にTwitterで、 Nexus7(2012)をAndroid5.02からAndroid5.1へアップデートしたらMapdroydというアプリが動かなくなったという情報をいただいています。

(こちらの記事にも書いてます→随時更新『Android5.0』Lollipopで不具合の出たアプリ一覧

僕のNexus5に元々入れてたドルフィンブラウザもAndroid5.0のときは動いていたはずだし、数は多くないと思いますがAndroid5.1で動かなくなってしまうアプリは他にもあるかもしれないですね。

まとめ

細かな改善点が色々あるし新たな不具合も(ごく一部のアプリを除いて)無いようで、Android5.1にアップデートしたのは正解だったと思ってます。

まぁAndroid5.0にアプデしたときも、色々あったけど(いちおう)後悔はしてないですけどね^^;

まだアップデートしてから2日しか使ってないので、他に便利な機能や不具合などあったら追記していきたいと思います。

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