今回紹介するAndroidアプリは、ブラウザなど他のアプリの上にフローティング表示させることができる電卓「AirCalc」です。
電卓機能ってスマートフォンなら当たり前のように標準で入ってますよね。
でも不便に感じることありませんか?
たとえばブラウザに表示されてる数字を計算したいとき、いちいちブラウザと電卓を切り替えて数字を入力しなければなりません。
そんなときこの「AirCalc」を使うと、ブラウザのうえに電卓をオーバーレイ表示できるので、数字を見ながら電卓へ入力/計算できちゃいます。
AirCalcオンスクリーン電卓
AirCalcの特徴としては、
- 他アプリの上にオーバーレイ表示
- 複数ウィンドウの起動が可能
- 好きな場所へ移動、サイズ変更可
- 背景透過が無断階調整できる
- キータッチ時のバイブが無断階調整可能
- 関数計算にも対応
- 数字入力、計算結果のコピー&ペースト
といったところが挙げられます。
移動/伸縮が自由自在
こちらがホーム画面上にAirCalcを表示させたところ。
▼一番上の「電卓」と表示されている部分をドラッグしながら好きな場所へ移動することができます。
サイズ変更は電卓の右下部分をドラッグして行ないます。
数字キーの上に表示されているボタンは、
- COPY … 計算結果(または入力中の計算式)のコピー
- PASTE … クリップボードの文字列を貼り付け
- INS … クリップボードの文字列を入力中の数字の後ろへ挿入
となっています。
電卓の右上にある丸いボタンは、赤丸がアプリ終了、銀丸がアプリの最小化(通知バーに隠れる)です。
複数ウィンドウの起ち上げ
こちらは横画面でブラウザの上にAirCalcを3つ表示させてみたところです。
こうすればブラウザのページに表示されている数字を見ながら色々と計算できますね。
計算の履歴を記憶する機能は残念ながらありませんが、電卓を複数表示させることができるので複雑な計算にも耐えられます。
食べログで飲み屋のメニュー(料金表)を表示して事前に割り勘の計算したりするのに便利(笑)
関数計算
電卓の数字部分を右にスワイプすると、符号/記号のキー入力画面になります。
sin・cos・tanなど、学校で習ったはずだけど意味を忘れてしまったものや使い方が分からないものが色々と並んでいます。
僕が使ってるのは()括弧や%パーセントぐらいですが、その他の記号も意味が分かる人にはきっと便利なはず(笑)
背景透過の調整
記号キーの部分をさらに右にスワイプすると、背景透過のためのスライダーがでてきます。
電卓のサイズ変更は可能ですが、小さくするにも限界があるので後ろのアプリが見えにくいときもあります。
そんなときは背景透過度を調整することで、後ろのアプリに表示されてる数字を見えるようにすることが可能となっています。
各種設定
背景透過用のスライダー部分を下にスクロールさせると、PREFERENCES(設定画面)のボタンがでてきます。
▼英語ですが簡単な内容なのですぐ分かりますね。
設定できる項目は、
- 通知エリアへの常駐有無
- 背景透過の有効無効
- キー入力時のバイブ(振動)有無
となっています。
通知エリアに常駐させればアプリ起動も簡単ですね。
広告を非表示にするにはアプリ内課金
ここまでのスクリーンショットを見ていただければ分かると思いますが、アプリの一番下には広告が表示されます。
これを消したい場合は、数字キーの部分を2回スワイプして表示される「REMOVE ADS」からアプリ内課金が必要です。
価格は99円と、良心的な金額設定ですね。
といいつつ、僕は広告があっても不便してないので課金してません^^;
まとめ
通知エリアに常駐させればすぐに起動できるし、ブラウザの画面などを見ながらでもサクッと計算できるのでほんとに便利なアプリですよ。
また、Nexus5をAndroid5.0にアップデートしたらAirCalcがクラッシュ(異常終了)するようになってしまったんですが、その数日後にはアプリ更新でAndroid5対応されました。開発者のそういった対応もすばらしいですね。
普段、Androidに標準で入ってる電卓を使ってる方も是非一度使ってみてください。きっとその便利さに気付きます。
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