Amazonマスターカードのポイントプログラムが2015年8月1日に改定されていました。
今までは、
毎月10日頃、Amazonクレジットカードポイント1,000ポイント毎に100円分のAmazonギフト券に自動交換
という仕組みだったのが、8月1日からは、
Amazon.co.jpのご利用: 商品発送後、Amazonポイントを1ポイント単位でご登録のAmazonアカウントに加算(デジタルコンテンツのダウンロード商品については、ダウンロードが完了した日を目安に加算)
それ以外のご利用: 毎月10日頃、 前月のご利用分に対してAmazonポイントを1ポイント単位でご登録のAmazonアカウントに加算
という内容になります。
改定前は謎のAmazonクレジットカードポイントという存在意義不明なポイントを介してAmazonギフト券に交換されていたわけですが、改定以降は1ポイント単位で直接Amazonポイントとして付与されるということですね。
しかも、Amazonで買い物(およびAmazonマスターカードで支払い)した分については商品発送後すぐにポイント付与されるということです。使い易くなりますね。
なお、ポイント還元率や年会費に変更はありません。
Amazon MasterCardとジャックス高還元率カードの比較
クレジットカードの改定といえば、少し前にレックスカード、漢方スタイルカード、リーダーズカードといったジャックス系クレジットカードが2015年12月から改悪されることが明らかになっています。(詳しくはこちら)
このブログで前にAmazonマスターカードとジャックス系カードの比較をしましたが(こちら)、そのときは還元率で見るとAmazonでの買い物時でもジャックスのカードが勝っていました。
それが2015年12月のジャックス改悪以降どうなるか、改めて見てみたいと思います。
以下にAmazonで買い物した場合とAmazon以外でカード利用したときの還元率を表にまとめました。レックスカード、漢方スタイルカード、リーダーズカードについてはAmazonでの買い物時にジャックスモールを経由する前提で+0.5%しています。
※還元率以外の諸条件は考慮していません。年会費など詳しい内容は各カードの公式ページにてご確認ください。
2015年11月まで
まず、2015年11月まで(ジャックスの還元率改定前)の表がこちら。
Amazonで買物 | Amazon以外 | |
AmazonMasterCard クラシック |
1.5% | 1.0% |
AmazonMasterCard ゴールド |
2.0% | 1.0% |
REXカード | 1.75% + 0.5% = 2.25% |
1.75% |
漢方スタイルカード | 1.75% + 0.5% = 2.25% |
1.75% |
リーダーズカード | 1.8% + 0.5% = 2.3% |
1.5% |
Amazonでの買い物時はリーダーズカードが2.3%でトップ、Amazon以外の利用ではレックスカードと漢方スタイルが共に1.75%でトップでした。
Amazonカードの出る幕は無いですね。
2015年12月以降
続いて、2015年12月から(ジャックス改悪後)の表がこちら。
Amazonで買物 | Amazon以外 | |
AmazonMasterCard クラシック |
1.5% | 1.0% |
AmazonMasterCard ゴールド |
2.0% | 1.0% |
REXカード | 1.5% + 0.5% = 2.0% |
1.5% |
漢方スタイルカード | 1.5% + 0.5% = 2.0% |
1.5% |
リーダーズカード | 1.32% + 0.5% = 1.82% |
1.1% |
Amazon利用時はAmazon MasterCardゴールド、レックスカード、漢方スタイルカードがそれぞれ2.0%、続いてリーダーズカードの1.82%となっています。
Amazon以外の利用では、レックスカード、漢方スタイルカードが1.5%で並んでトップです。
改悪してもジャックスは高還元率
そもそもAmazonマスターカードは高還元率を謳ったカードでは無いので比較するのもなんですが、やっぱりジャックスの高還元率カードはさすがですね。
Amazon以外での利用はもちろん圧勝、Amazonでの買い物はAmazon MasterCardゴールドに並びましたが、それでも2.0%という高還元率。
改悪するといってもまだまだジャックス系のカードは高還元率であることに変わりはありません。
ちなみにAmazon MasterCardゴールド、年会費が10,800円(税込み)かかります。
(利用状況により最大6,480円割引(税込み)あり)
まさにゴールドカードです。僕は庶民なので持てません。。。
リーダーズカードの存在意義は?
上に載せた2015年12月からの還元率を比較した表を見ていただくとお分かりかと思いますが、
Amazon利用時の還元率が、リーダーズカードよりもレックスカード・漢方スタイルカードの方が高くなるという意外な結果になっています。
リーダーズカードはこれまで、Amazon限定デポジットとの交換による還元率1.80%でAmazonで買い物するには最強のカードだったわけですが、同じジャックスのレックスカードと漢方スタイルカードに負けてしまう形になります。
Amazon以外の利用では還元率1.1%になってしまいますし、魅力の薄い(というか無い)カードになってしまいますね。
こうなるともう、リーダーズカードの存在意義が分かりません。
リーダーズカードをメインカードにしている方は、レックスカードか漢方スタイルカード、または還元率2.0%のリクルートカードプラスなどへの乗り換えを検討するのも良いかもしれませんね。
ちなみに僕は、レックスカードからリクルートカードプラスへのメインカード切り替えを検討しています。
リクルートカードプラスをレックスカードの乗換先として申込んだので手順を解説
まとめとキャンペーンのお知らせ
Amazonマスターカードは今回の改定でポイントの利用がしやすくなりました。
ただ、還元率という点では魅力は薄いまま。
せめてAmazon利用時の還元率で他のクレジットカードを凌駕して欲しいものですが、年会費のバカ高いAmazonMasterCardゴールドでレックスカード、漢方スタイルカードに並ぶ程度です。
メインカードとしては厳しいですが、年会費無料のクラシックならサブカードとして持つのはありかもとは思います。
Amazonギフト券3,000円以上の購入で500円クーポンもらえるかも
Amazonマスターカードのキャンペーンは終わってしまってますが、Amazonギフト券3,000円以上の購入で500円クーポンが貰えるキャンペーンを9月30日までやってます。
ただし対象者限定で、キャンペーン対象なのかどうかはキャンペーンにエントリーしてみないと分かりません。
残念ながら僕は対象外でした。
前にも同じキャンペーンをやっていて、その時は何度かエントリーしたらなぜか対象になったんですけどね。今回は今のところ何回エントリーしてもダメです。
興味のある方はこちらからエントリー できますので、試してみたはいかがでしょうか。
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